『Path of Exile 2 (POE2)』において、開発のGGGが打ち出した「キャンペーンスキップ不可」の方針が話題となっています。効率重視の現代的なARPGとは一線を画すこの決断が、なぜゲーム体験を豊かにするのか、海外掲示板Redditでの議論をまとめました。
成長を実感させる「固定のベンチマーク」
キャンペーンを必須にすることで、プレイヤーは新キャラクターを育成する際、過去のキャラクターと強さを比較する「基準点」を持つことができます。
• スキルポイントや耐性ボーナス: クエスト報酬による「+2 スキルポイント」や恒久的な耐性強化は、単なる数値以上の達成感を与えます。
• 強さの指標: 特定のエリアやボスをどれだけ早く突破できるかが、ビルドの完成度を測る重要な物差しとなります。
「名作」を生み出す記憶に残るゲーム体験
かつての『Diablo 2』がそうであったように、キャンペーンの強制はプレイヤーの記憶に深く刻まれる「レガシー」を生み出します。
ボスの印象的な台詞や特徴的なロケーション(Path of Mourningなど)は、何度も繰り返すことで「懐かしの場所」へと変わります。効率のみを追求してエンドゲームへ直行する設計では、世界観やロア(背景設定)が軽視され、ゲームが「無機質な作業(ファストフード的プレイ)」になりかねません。
現代的なARPGへのアンチテーゼ
Diablo 3や4のように「特定の色がついたエリアを周回するだけ」のエンドゲーム合流を急ぐスタイルに対し、POE2はキャンペーンを通じて没入感と世界観の基盤を提供しようとしています。厄介なマップレイアウトでさえも、数年後には思い出深い要素として語り継がれる可能性を秘めています。
まとめると、POE2のキャンペーンは単なる「作業」ではなく、キャラクターの成長を可視化し、ゲームの世界に深く根付かせるための重要な装置として期待されています。
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